この日も招待していただいて東京都にある有名鰻屋さん「伊豆栄」さんに行ってきました。
東京に4店舗をかまえていらっしゃって、基本的に上野のあたりにお店を構えていらっしゃいます。
鰻は三河一色産の「三河鰻咲」というブランドのもののみを用い、その味わいは砂糖を一切使用しない醤油とみりんを合わせた秘伝のたれでいただきます。
この日は上野公園内にある梅川亭という店舗の方にお邪魔しました。
上野公園の中にあるだけあって自然豊かな素敵な場所です。
夏にお伺いしたのでちょうど新緑の季節で緑が鮮やかですごく綺麗でした。
お店の中の装飾も素敵で見入ってしまいました笑。
この日は会席の梅コース(¥16500)をいただきました。
メニューを見ると季節の食材や調理法を見合った形で使われているのだなぁと思いました。
まずはじめに先付と前菜が来ました。
先付は翡翠茄子と枝豆と松の実とクレイジービーをずんだペーストで合わせたもので、ずんだのほっこりとした味わいがトロッとした茄子をうまくバランスとっていておいしかったです。
前菜です。たくさん・・・笑
特に美味しいなぁと思ったのが雲丹を貝の中にいれて焼いたもので、貝の表面に塗られてあぶられたウニの香りと味わいがすごくよかったです。
御椀です。レンコンのすり流しとオクラを合わせたもので、夏らしくさらさらといただけました。
お刺身です。
まぐロト鰆で、どちらも肉厚で脂がのっていておいしかったです。
緑山葵は初めて食べたのですが、すごくしゃきしゃきとしていておいしかったです。
煮物です。
こちらは蛸の味わいに驚きました・・・!!!
すごくプリッとしていて、辛子が塗られた蛸は普通の蛸よりも歯ごたえがぷりぷりとしていてすごくおいしかったです。
酢の物です。
もっと普通な感じで出てくると思ったのでくるくると巻かれて出てきたのに驚きました。
黄身ヨーグルトのソースを初めていただいたのですが、意外とくどくなくさっぱりした酢の物と合わせやすいなぁと思いました。
いよいよメインのうな重です!!!!
肝吸と漬物といただきました。
砂糖を用いていないのですぐに照りが失われてしまうのですが、その儚さも伊豆栄さんのこだわり・・・!素晴らしいです。
食べた感想としてはすごくほっこりとした鰻で名古屋の物よりあっさりとしたお味だなぁと思いました。
名古屋と東京の鰻の違いってよく”パリッと焼くかふっくらと焼くか”と言われるのですが、本当に名古屋の鰻と全然違くて驚きました。
味わいも儚げで口の中でいつまでも残るというよりはすごくじんわり味わいが伝わる感じで「これが本場の江戸前鰻か・・・!」と思いました。
最後にパッションフルーツとドラゴンフルーツをいただきました。
夏・・・!
初めていただいた江戸前鰻、すごくすごく不思議で江戸の粋が感じられるお味でした。
今度は白焼きも食べてみたいなぁ
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