ラ・フロレゾン・ドゥ・タケウチ
愛知県名古屋市栄のビル街の一角に「ラ・フロレゾン・ドゥ・タケウチ」さんはあります。
シェフの竹内正樹さんはフランスの調理師学校を卒業後、愛知の名だたるフレンチレストランで料理修業をし、自身のフレンチレストラン「ラ・フロレゾン・ドゥ・タケウチ」をオープンなさいました。
ミシュランガイド愛知で1つ星を獲得、ゴ・エ・ミヨにも3年連続掲載されている一流フレンチレストランです。
実際行った
今年の母親の誕生日に予約して来店しました。
栄のビル街の一角にあり、隠れ家的なフレンチレストランという印象でした。
この日はスペシャルディナーとペアリングのコースを注文。
・旬のかぶのデクリネゾン ・北海道産活ホタテ貝とカリフラワーのヴァリエ スモークの香るフロマージュブランとパルメザンの雪 ・ハンガリー産フォアグラのロワイヤル トリュフの香るデュクセルとブリオッシュのバンベルデュ ・山口県産甘鯛のうろこ焼き キャベツのアンブーレと共に 色鮮やかな九条ねぎオイルとそのブイヨンを注いで ・京都産七谷鴨の炭火焼きと季節野菜 発酵黒ニンニクと香り高いジュのソース ・プレ デセール ・特製デセール
というコースのラインナップでした。
まずはじめに乾杯酒としてシャンパンが運ばれてきました。
シャンパンと共にいただくのが”旬のかぶのデクリネゾン”です。
デクリネゾンとは同じ食材を異なった調理法で作ったものを盛り合わせた料理という意味で、かぶを様々な調理法で調理したものを盛り合わせた料理でした。
中には風味づけにリンゴと雲丹も入っていて、かぶのあっさりした味わいの中に広がる酸味と濃厚さが奏でるハーモニーは絶妙でした。
一緒に”北海道産活ホタテ貝とカリフラワーのヴァリエ スモークの香るフロマージュブランとパルメザンの雪”も来ました。
真っ白でまんまるな変わったお料理が来ました。
ヴァリエというのはフランス語で多彩なという意味でさまざまなチーズを使われていて変わった味わいが楽しめました。
ペアリングで白ワインが来ました。
バターのパンも一緒に。
次のお料理は”ハンガリー産フォアグラのロワイヤル トリュフの香るデュクセルとブリオッシュのバンベルデュ”です
ペアリングはフルボディの赤ワインです。
フォアグラのロワイヤルは想像通りフォアグラの濃厚な味わいがどっしりとしていて一口一口が甘みと旨味に包まれました。
デュクセルとはキノコやスパイスを混ぜたペーストのことで、今回はほんのりトリュフの香りが広がるパンのようなお料理で提供されました。
一口サイズではありましたが、そのトリュフの香りの主張は十分で、凝縮された旨味を感じました。
次はお魚料理のためペアリングは白を。
魚料理は”山口県産甘鯛のうろこ焼き キャベツのアンブーレと共に 色鮮やかな九条ねぎオイルとそのブイヨンを注いで”
色合いがとても美しい甘鯛のソテーです。
ソムリエの方が九条ねぎオイルを注いでくださって完成しました。
あっさりとした淡白な甘鯛のソテーは日本風の味付けのソースとの相性は抜群で、濃厚なお料理の後にさっぱりとした味わいが逆に後を引きます。
いよいよメインのお肉料理です!
”京都産七谷鴨の炭火焼きと季節野菜 発酵黒ニンニクと香り高いジュのソース”です!
ペアリングワインはもちろん赤。
ピノ・ノワール100%のまろやかなヴィンテージのワインです。
日本風に味付けされた鴨肉は淡白な味わいで肉肉しい食べ応えのある味わいでした。
発酵された黒ニンニクは意外にも臭くなく、一口食べると甘みと上質な香りが広がり、本物のにんにくって臭くないんだ!
と驚きました。
プレデザートにさっぱりとしたオレンジのシャーベットとヨーグルトのムース。
さっぱり。
メインのデザートです!
真っ白な美しいチーズのシャーベット?にホワイトチョコが添えられた一品。
中を開けてみると巨大なイチゴが姿を現しました。
すごく甘いながらもしっかりと苺らしい酸味を備えていて甘い周りのコーティングがベストマッチ!
締めくくりにちょうどいい甘さでおなかいっぱいです。
こんな感じでお祝いにプレートも持ってきていただきました。
日本の食材をふんだんに使った和洋折衷のフレンチ料理は見た目・香り・味すべてが素晴らしくワインとのペアリングも完璧な素晴らしいフレンチレストランでした。
誕生日祝いをこちらのレストランにして本当に良かったです。
皆さんも特別な記念日にぜひ一度足を運んでみてください。
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